目で感じる、手で感じる
琺瑯は鉄にガラスの釉薬を焼き付けたものです。だから懐かしい印象と共に表面が透明感のある美しい仕上がりになります。kaico(懐古)は小泉誠氏がデザインlを手掛け、日本の職人と共に作っています。「良質なホーローの道具を作りたい。」「日本の生活に馴染む道具が欲しい。」そうした思いからkaicoは生まれました。性能を素直に形づくるとこんなに潔い形になります。その素直な形は、使い人の手に届いた瞬間から、日々の生活に溶け込み、いつまでも使い続けたいと思える道具になるに違いありません。

琺瑯について
衛生的で人気のある素材の琺瑯は、鉄を加工した形にガラス質の釉薬を焼きつけたものです。釉薬のかかり具合や焼成条件により一つ一つ表情の変わる「陶器」に近い「曖昧さ」が、愛着に繫がります。琺瑯は工業的に製造しますが、ひとつひとつ手間をかけた繊細な手仕事の品々であり、まさに工芸品です。
耐久性
硬質のガラスでコーティングされているので、変色や摩擦に強い素材です。
耐酸性
琺瑯の表面は、無機質なガラスなので、酸にもアルカリにも強く、食品の保存に最適です。
清潔性
表面が硬く滑らかなので、汚れや傷がつきにくくお手入れが簡単で、いつまでも清潔さを保ち続けられます。
非吸着性
食品や水分による化学変化を起こさないので、金気や臭いも付きにくいので、食材本来の味を活かせます。
保温性
ガラス質の釉薬で覆われているため、熱を逃さず保温性に優れています。
kaicoの作り手のこと
技術×技術から生まれるkaicoのものづくりの製造工程は、主に金属加工と琺瑯加工の2つに分かれます。東京・墨田区に構える金属加工の昌栄工業さんは、昭和22年創業の非常に技術力が高い工場です。金型から製品になるまで一貫生産をしており、難易度の高いケトルを得意としています。生地の良し悪しで琺瑯加工の作業性や歩留まりが変わりるので、ひと手間加えてでも妥協を惜しまず、改善に改善を重ね琺瑯加工がしやすいように技術と経験で日々真摯にものづくりされています。続いて琺瑯加工の阪和ホーローさんは、今や数社となった家庭用品の琺瑯加工メーカーです。特に仕上げの良さが要求されるkaicoの琺瑯加工を日々改善を加えつつ、最善を尽くしながら作れられています。そんな2社の工場が協力し合い、kaicoのものづくりは行われています。
kaicoの商品一覧
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