新しい道具の形がここにある
昔から親しまれている日本の道具の良さをそのままに、暮らしに根差す道具づくりを地域の特色、技、素材、そして心意気を生かして、使い手にとっていい塩梅(ambai)の道具を、全国のつくり手たちが誇りを持ってつくっています。いつまでも使い続けられるために、いつまでも作り続けられる道具を作りたい。その思いがambaiの原点です。産地の職人や伝統技術とのつながりを大切に考え、小泉誠氏デザインの日本の道具は、地域の活性化にも力を注いでいます。どれも計算し尽くされた機能と使い勝手、シンプルだけど使いやすいデザインが魅力です。
ambaiの作り手のこと
新井製作所
伊勢神宮式年遷宮のご神木の里として知られる岐阜県付知(つけち)は、豊かな木材資源を背景に多くの木工産業があります。この土地で製材から製品にするまでを一貫して行う新井製作所さん。原木から適材適所の板材を見つけて、無駄なく切り分けるのは、長い経験と知識が必要です。それをなんなくやり遂げてしまう新井製作所さんの落し蓋は、丁寧な仕上がりで手触りが心地よいほどです。
付知で育つ木曽五木(「ひのき」「さわら」「ねずこ」「あすなろ」「こうやまき」)は、地元の針葉樹でとして、大切にされています。1年後には1年後の、10年後には10年後の年月を重ねた表情を楽しむ道具に仕上がっていきます。針葉樹は柔らかくて傷がつきやすい素材ですが、香りがよく、軽くてとても扱いやすい素材です。
付知で育つ木曽五木(「ひのき」「さわら」「ねずこ」「あすなろ」「こうやまき」)は、地元の針葉樹でとして、大切にされています。1年後には1年後の、10年後には10年後の年月を重ねた表情を楽しむ道具に仕上がっていきます。針葉樹は柔らかくて傷がつきやすい素材ですが、香りがよく、軽くてとても扱いやすい素材です。

土佐龍
良質な四万十ひのきを扱う高知県須崎市の土佐龍さん。四万十は高知県の南に位置している土地なので、ひのきの光合成が活発に行われ、大きく強く育ちます。また台風が多く、非常に強い風が吹きます。その風に耐えるために自ら油分を蓄えます。それが抗菌・抗カビ効果をもたらし、水切れがよく、早く乾くまな板に仕上がる秘訣です。土佐龍さんでは作る前の木材を、3〜6ヵ月かけて天然乾燥してから作りはじめます。しっかり乾燥させることで、樹木本来の機能を損なわない安全な製品にすることができるのです。

馬場刃物
馬場刃物さんのある大阪府堺市は鋼包丁の産地です。特に刃付けの技術に優れています。ambai包丁は鋼ではなく、はじめて使う方にも扱いやすいようにステンレスを採用しました。そのため、ステンレス包丁に強い岐阜県関市と組んで丁寧に作られています。馬場刃物さんの鋼の包丁の技術と目利きの力を活かした新たな包丁として生まれたambai包丁。

ambaiの商品一覧
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