家事問屋

下村企販株式会社

日々の暮らしに役立つ「家事問屋」は金物加工の産地「新潟」にあります。素材を、現場を、技術を熟知した産地問屋だから「分かる」ものづくり。産地問屋がつくる家事道具だから、使いやすいのは当たり前。「ありきたり、なのに使いやすい」新たな家事の道具は生まれます。産地に根差し、「ずっと使いたい」家事の道具を「ずっと」つくり続ける。それが家事問屋の仕事です。

 1. 燕三条市だから

新潟県のほぼ中央に位置する燕三条地域。この地域の「ものづくり」の歴史は、時代の変化に適応することで発展してきました。はじまりは江戸時代初期、農村の副業として奨励された和釘の製造だと言われています。その後、様々な生活道具を作り出し、以来国内でも有数の金属製品産地として栄えてきました。そんな燕三条地域の数あるメーカーさんをまとめる産地問屋の下村企販さんだからこそできるものづくり。素材と技術、経験が「家事問屋」を生み出しました。衛生的で丈夫なステンレス製の家事問屋の道具は、シンプルなデザインの中にも、それぞれの用途が明確な機能を備えていて、使い手が心地よいと思えるものばかりを金属加工の産地、新潟県燕三条市から作り出しています。

 2. 下ごしらえの道具

家事問屋の数あるアイテムの中から、下ごしらえと調理の道具をご紹介しています。料理を作る上で、下ごしらえは欠かせません。これを丁寧にすることで、仕上がりに違いが生まれます。下ごしらえ上手は料理上手!それを叶えてくれるのが家事問屋です。例えば、目盛りのついた「下ごしらえボウル」は、計量しながらの調理が可能。 注ぎ口も付いているので、卵液などをそのままフライパンや鍋に流し込むことができるので、調理の効率を上げること間違いありません。

 3. 調理の道具

「ありきたり、なのに使いやすい」がコンセプトの家事問屋ですが、調理道具は今までなかったIHでも使えるサンドベーカー「ホットパン」などの新しい調理道具を生み出しています。今、人気で予約販売中の「ホットパン」は、考えられないほどの具沢山のホットサンドが作れ、パンの耳までサクサク。また上皿と下皿が簡単に取り外しが可能なので、2台のフライパンとしてもお使いいただけます。朝食にソーセージと目玉焼きをそれぞれ焼くことも可能ですし、アウトドアでも重宝します。


家事問屋の作り手のこと


全ての画像提供元:下村企販株式会社

燕三条地域は分業制の町です。各作業工程を担う5~10名程度の専業工場が多くあります。日本一社長がたくさんいる地域、と言われたこともありました。材料から製品化に至るまで専業工場を工程順に回ることで、トラック一台で製品が作れる、とも言われていました。具体的には材料切断・プレス・曲げ・溶接・研磨・洗浄・検品包装など部品ごとに、それぞれ別々の工場で作られています。作業工程ごとに専業化されているため、たくさんの仕事を受けることができ、技術や知識、経験が積み重ねられやすいのが、ここ燕三条地域の特長です。たくさんある新潟の専業工場の方々は、みなさんイキイキとされ、目を輝かせて楽しそうにお仕事されている人ばかりです。さすが「金物加工の産地」と言われるだけの技術力の高い職人さんばかりです。

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