揚げもちと秋かぶのみぞれがけ

旬の秋かぶの甘みを活かした蕪みぞれを揚げた餅と一緒に食せば、やさしい味わいに癒されます。かぶの根や葉には色々な栄養素が含まれています。根の方には胃や腸を整える働きがある消化酵素のアミラーゼが含まれていたり、葉の方にはβカロテンが豊富に含まれており免疫力を高めてくれる効果があると言われています。またビタミンCも含まれているのでシミに効く抗酸化作用の成分があり、美容効果も期待できます。ぜひ葉も一緒にお召し上がりください。
材料(4人分) 
かぶ       4玉
切り餅      3つ
岩井の胡麻油白口 適量※食用油でも良いです。
<みぞれ調味料>
昆布だし     80ml※無ければ水で良いです。
酒        小さじ1
みりん      小さじ1
男鹿の藻塩    小さじ2
薄口しょうゆ   小さじ2/3
<仕上げ>※一皿分
岩井の胡麻油金口 小さじ1
ぶぶあられ    適量
今回使った道具
新光堂 純銅手造り両面おろし金 3号、本格手打 行平鍋 6寸/18cm 両口、nakao ヤットコ鍋 18cm、水切り盆ざる7寸、白竹無垢菜箸33 無塗装、白竹盛付け箸、パセリ 横口レードル、家事問屋 下ごしらえボウル13、男鹿半島の藻塩

HOW TO COOK!作り方

1.市販の切り餅を袋から出し、盆ざるに1時間ほど置いて乾燥させておきます。
<おすすめ> 行平鍋や水出しポットで水1リットルに対して利尻昆布15×5cmくらいの昆布だしを作っておくと、色々な料理に使えて便利です。
2.かぶの皮を厚めに剥き、おろし金(粗目の方)で卸します。葉の部分は2mm程度の間隔で小口切りにします。
3.行平鍋に昆布だし(無ければ水)を入れて、みぞれの調味料を入れます。沸騰したら「蕪みぞれ」と「かぶの葉っぱ」を入れて5分程煮立たせます。
蕪みぞれの汁にも栄養素があるので一緒に入れるのをおすすめします。
4.やっとこ鍋に白口胡麻油(食用油でも良いです)を適量入れ、弱火~中火で揚げます。膨れたらすぐに菜箸で上げてください。
餅は揚げると膨れるので、間隔を空けて揚げるのがポイントです。21cmの鍋であれば3つくらいずつが良いです。間隔が無いとくっついて大変です。
5.盛り付け箸で揚げた餅を器に盛りつけます。
6.3.で作った「蕪みぞれ」をもう一度沸騰させ、アツアツのみぞれをかけます。
7.最後に岩井の胡麻油金口を小さじ1ひとかけし、適量のぶぶあられを振り、出来上がりです。アツアツのうちに召し上がれ。
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