もち米とホクホクのごろっとした栗おこわは、心までホッとさせてくれるような秋のごはんのひとつですよね。国産ひのきの中華せいろで蒸したおこわは、もち米がべちゃっとならず美味しく炊きあがります。蒸し上がりの最後に、秋田県男鹿半島の海水を丁寧に塩釜で炊いて作った「男鹿の塩」を振りかけると栗の甘みとお米の味わいが増して美味しくお召し上がりいただけます。是非大きな栗を使って、贅沢な栗を頬張る幸せごはんをつくってみてはいかがでしょうか。
材料(4人分)
- 栗 ・・・ 1袋(500gくらい)
- もち米 ・・・ 1合
- (A)利尻昆布・・・ 5cm角
- (A)水 ・・・ 150ml
- (A)男鹿の塩・・・ 小さじ1
- 黒ごま ・・・ 適量
HOW TO COOK!作り方
1.まず、もち米を流水で優しく数回洗い、1時間程度浸水させて置きます。次にボウルを用意し、(A)の水と利尻昆布を入れて30分以上置き、塩を加えて昆布だしを作ります。水洗いした栗の脇部分に包丁の刃元で切り込みを入れ、たっぷりと水を張った鍋に栗を入れて20分程茹でます。
2.茹でた煮汁は捨て、なるべく温かいうちに栗の皮を切り込みを入れた部分から剥きます。渋皮はペティナイフ等を使うと剥きやすくなります。
3.中華せいろを水にくぐらせ、固くしぼった和晒(蒸し布)を敷き、もち米を均して栗を上に置きます。もち米と栗を包み込むように和晒(蒸し布)の端を折り畳み、蓋をします。鍋半分以上に水を張り沸騰したら中火~強火(しっかり蒸気が出る状態)にして、15分程蒸します。
4. 15分程蒸したら弱火にし、蒸気で火傷しないように注意しながら蓋を開け、1.で作っておいた(A)を半分取り、レードルやしゃもじ等を使ってもち米と栗にまんべんなく掛け、蓋をしてさらに10分程蒸します。※せいろの和晒(蒸し布)は熱くなっているので菜箸等を使うと安心です。
5.10分後、もう一度せいろの蓋を開け、もち米と栗に残りの(A)をまんべんなく掛けて蓋をし、10分程蒸します。蒸し上がったらしゃもじで軽く全体を混ぜます。
6.最後に、男鹿の塩とお好みで胡麻を振って出来上がりです。
今回使った道具
ambai 包丁 ペティ | 無水鍋24cm | 和晒ロール Free |
ひのき中華せいろ 蓋 21 | ひのき中華せいろ 身 21 | 丸柄ナナメ杓子 20cm |
男鹿半島の塩 スタンドパック | すくいやすく注ぎやすいレードル |