ゆず味噌のふろふき大根

年間を通して手に入る大根ですが、本来の旬は12〜2月頃です。この時期の大根は、水分が多く甘みが増しているので、煮物に最適です。今回は、寒い冬にピッタリのふろふき大根をご紹介します。下茹でなしの鍋ひとつで作れる、冬に味わいたい、ほっこりする美味しさ、ふろふき大根をゆず味噌でお召し上がりください。

  1. 材料(2人分)
  2. HOW TO COOK! 作り方
  3. 今回使った道具と調味料

材料(2人分)

  • 大根        ・・・ 1/2本 *上部分
  • 水         ・・・ 500ml *大根がかぶるくらいの量
  • 昆布        ・・・ 5g
  • 男鹿半島の塩    ・・・ ひとつまみ

  • [ゆず味噌]
  • A. ゆずマーマレード ・・・ 大さじ1
  • A. 味噌       ・・・ 大さじ2
  • A. みりん      ・・・ 大さじ1
  • A. 上白糖      ・・・ 大さじ1
  • A. 酒        ・・・ 小さじ1
  • *昆布出汁は、水に対して1%の昆布を使用してください。

HOW TO COOK!作り方



1.大根の皮を厚めに剥き、3cm幅に切り揃えていきます。煮崩れを防ぐために面取りと、火の通りを良くするために隠し包丁で上下に十文字の切り込みを入れておきます。このひと手間を加えることで、味が良くしみ込んだ美味しいふろふき大根に仕上がります。
 大根の皮を厚めに剥く…切り口を上から見ると、皮の少し内側に繊維状の輪があります。その内側を目安に剥いてください。繊維がなく、柔らかく仕上がります。
 厚く剥いた皮は、お漬物やきんぴらなどにして無駄なく使い切れます。

2.行平鍋に水と昆布、1の大根を入れて中火にかけていきます。煮立ったら、男鹿半島の塩を入れ、落し蓋をして弱火で30〜40分ほど竹串がスッと通るくらい柔らかくなるまでじっくりと煮ていきます。
姫野作. 本格手打 行平鍋 6寸 職人の手でひとつひとつ打ち出された鍋。しっかりした厚みと丹念に打ち出された槌目により、熱の伝わりも早く、毎日手に取りたくなる一品です。
ambai 落し蓋18cm用 和食には欠かせない道具のひとつ、落し蓋。蓋を出し入れしやすく計算された作りで、ひとつあると重宝します。

3.大根を煮ている間に、ゆず味噌を作ります。A.の材料をボウルに入れて混ぜ合わせます。2でたっぷり旨みの浸み込んだ大根を煮汁ごと器に盛り付け、混ぜ合わせたゆず味噌をかけて出来上がりです。
高畑農園 ゆずマーマレード 柚子の爽やかな香りのなかに柚子皮のほろ苦さがある、甘さ控えめのジャム。粗くカットされたゆず皮がクセになる一品です。

  1. 材料(2人分)
  2. HOW TO COOK! 作り方
  3. 今回使った道具と調味料

今回使った道具と調味料

本格手打 行平鍋 6寸ambai 落し蓋18cm用土佐板 台形M
MOKA 三徳包丁下ごしらえボウル11男鹿半島の塩 スタンドパック
ゆずマーマレード