旬の菜の花を使ったやさしいおから煮をご紹介します。おからは豆腐をつくる時にできる絞り粕ですが、低カロリーでありながら栄養豊富な食材です。食物繊維はごぼうの約2倍も含まれており、便秘の解消に期待ができます。また、身体をつくるのに大切な栄養素であるたんぱく質は、100gあたり卵1個分に相当する量が含まれています。おから煮は汁気もないのでお弁当の副菜としてもおすすめです。菜の花のほろ苦さとシャキッとした食感が春の到来を感じさせてくれる一品です。
材料(4人分)
- おから ・・・250g
- 菜の花 ・・・5~6本
- 人参 ・・・1/2本
- 油揚げ ・・・2枚
- 干し椎茸 ・・・3個
- 岩井の胡麻油(白口)・・・適量
[調味料A]
- 薄口醤油 ・・・大さじ3
- みりん ・・・大さじ2
- 酒 ・・・大さじ2
- 砂糖 ・・・小さじ2
- 水 ・・・大さじ2
- 干し椎茸の戻し汁 ・・・150ml
HOW TO COOK!作り方
1.干し椎茸を水で戻します。
2.おからを和晒で包み、右上写真のように揉み洗いするように水洗いします。洗い終わったら、硬く絞って水切りします。次に、フライパンに少量の胡麻油(白口)を引き、弱火~中火でおからを炒めます。火を止めるタイミングは、おからが少しパサッとするくらいまで水分を飛ばすのがおすすめです。(しっとりしている程度が丁度良いです)
3.材料の下処理をします。まず、油揚げに熱湯をかけ、油抜きします。お湯から引き上げ、熱が冷めたら和晒やキッチンペーパーなどで水気を拭き取っておきます。次に、鍋にお湯を沸かし、少量の塩を入れて菜の花の茎の方から入れ、1分程度茹でます。茹でたら水にさらし、手でギュッと水気を絞ります。
4.菜の花は茎の汚れている下部分を切り落とし、1cm程度の輪切りにします。(花の部分は食べやすい大きさにカットしてしてください)油揚げは半分にカットして2mm程度の細切りにします。人参は半分にカットしてから薄切りにスライスし、4~5枚重ねて2mm程度の細切りにします。戻した干し椎茸は手でギュッと水気を絞り、石づきを落とし、半分にカットして2mm程度の細切りにします。
5.鍋に少量の胡麻油(白口)を引き、人参、椎茸、油揚げの順で軽く炒め、調味料Aを入れて弱火で煮ます。煮汁がある程度少なくなってきたところで、おからを入れて全体が混ざったらカットした菜の花を入れます。このとき、飾りつけ用に花の部分を少し残しておきます。
6.お皿に盛り、飾りつけ用に残しておいた菜の花の花の部分をのせて出来上がりです。
今回使った道具
和晒ロール Free | アルミフライパン打出 24cm | フラットエッジ 角バット 21枚取 |
白竹無垢菜箸33 無塗装 | 傾斜へら 中 | 本格手打 行平鍋 6寸 |
MOKA 三徳包丁 | 土佐板 台形M | 岩井の純正胡麻油 白口 |